開催日(実際に馬が走る日)以外、
浦和競馬場は、内馬場を解放している。
天然芝のグランドでは、サッカースクールが開催されていたり、
ジョギングコースでは、ジョガーが汗を流していたりする。
今回はその内馬場からの風景。
かつて景気が低迷した時代、
地方競馬場が次々と閉鎖していった時があった。
関東近郊では、足利、宇都宮、高崎。
その時、浦和競馬場も慢性的な赤字を抱え、
単年ごとに廃止が議論されていた。
地道に掃除に取り組み、他場の馬券が買えるようにし、
なんとか単年黒字を続け、ここまで辿りついた。
よくぞ、2号スタンドを新設できるまで復活したものだ!と感心する。
売店の食い物はうまくて、価格もかなり良心的。
自宅にお土産で持って帰ることもあるほどだ。
大人の遊び場としては、この先も残って欲しい。
JRAの競馬場のようにスケール感はまるでない。
が、この競馬場は、いいよ。すごく。