JRAのPOGは、日刊競馬と馬トク(報知新聞)に参加している。
どちらも期間は、ダービー翌週の2歳新馬戦から、翌年のダービーまで。
10頭すべて選ばなければならない。
馬トクの方は、デビューに合わせて15頭を
都度都度選べばよい。
極端な話、馬トクでは、翌年のダービー当日にデビューする馬を
選ぶこともできる(する人はいないはずだが)。
既に2歳戦が始まっていて、
指名馬が出走している。
サトノレイナス。
全兄は弥生賞を勝ったサトノフラッグ。
前期POGでは“これはダービー馬だろう!”と選んだ。
が、結果撃沈。
全妹を選んだのは、POG期間に、
2勝以上はしてくれるだろう、という甘い思惑から。
(あわよくば、オークスを!)
6月7日、東京5Rでデビュー。
どんな馬かと期待してパドックを見たら、
内側をトボトボ歩いているではないか。
サトノフラッグの新馬戦も、
競馬のことがよく分かっていなかったらしく、
レース中に行方不明になった。
そのことが頭をよぎった。
今日はダメかも。
レース中は、
“えっ、これが競馬ってものなの?かしら?”
というぎこちない走り。
最後の最後で、逃げ馬をとらえることができ、
全兄よりは優秀な結果を残すことができた。
全兄は2戦目でガラリと変わった。
サトノレイナスも、きっと2戦目で変わるはず。
初戦は“あんなもの”だったが、
次走は圧勝するのではないか、と期待している。