例年、夏競馬が終わると、
強烈に印象に残っている
3歳の上がり馬がいるものだが、
今年は、見当たらなかった。
降級制度がなくなり、
3歳馬が古馬との条件戦で、
勝利を量産していたにも関わらず、だ。
降級制度があった時は、
降級してきた“格上”の4歳馬相手に勝った3歳馬が、
上がり馬になってきた。
今年はそれがない。
当該条件クラスで“もがいている”古馬相手に勝っても……、と
勝った3歳馬のレベルに疑問符がつくコメントも見かける。
確かにそうなのだろう。
3歳の秋、重賞戦線は、
春の実績馬重視でよいのではないか。